300328

ブォーン。ブォーン。ブォーン。
騒音で目が覚める。

河川敷の上の方を見やると黒い服を着たナニカが列を成して歩いていた。
向こうもこちらに気づいたようで、一人ナニカがこちらにくる。

「お別れしてあげてください」

切羽詰まったように連呼して手を引っ張られた。
あぁ誰か亡くなったんだなと思った。

人一人しか入れないほどの斎場で一人ずつ別れを告げた。
最後の自分の番になり、そっと顔を見るも、それもまたナニカだった。

ナニカに別れを告げ外に出ると、喪主は斎場に火をつけた。
盃を受け取り、皆でぐるりと斎場を囲む。

「また会える日までさようなら!」
そう誰かの声がして盃を掲げて酒に口をつけた。

300414

無人のお屋敷
ビデオテープをもち4人と同行している
うち二人は知り合いのようだったが誰一人名前が思い出せずにいた

ある狭い一室に壁に貼られた暗号と桶のようなもの
中にはぐにょぐにょとしたうすピンク色の未確認生物
またその左の部屋はお札が貼ってあり、中は呪術の用具やらがあった

気味が悪くなり転がるようにそれぞれの帰路につく
眠る
ビデオテープには妙なものがたくさん映ってると暗号がとけたとの連絡

後日、またお屋敷に行く
初めからいたかのように一つの家族が住んでいた

歓迎されているわけではなさそうだがニコニコと屋敷に入れてくれた
髪を金に染めた反抗期真っ只中といった一人娘はどこか不満そうだった
あの部屋に行くべく廊下を通るもニコニコとやけに不気味だ

暗号曰く、水を与えると人間になるとのことだった
どうやらお屋敷に隠しておいた忌子のようなものだった

300213

空港にいる
服屋は服が密集していて、かき分けて通るしか道がなかった

奥の空いたスペースに机と椅子と3人
座って下を向いている
ベビーカーを押す音がすると一等3人はうつむいてふるえた

自分もそうしなきゃと思い下を向いたら、ベビーカーの中を見ちゃダメだよとだれかがいった
目を閉じて声を出さなければバレないと直感的に思った

お店の外でベビーカーの引く音がする
服かけてるやつが倒れる音がする
ベビーカーの引く音が近づいてくる

とまった

目を閉じて下を向いてると顔の真ん前に何か気配がする
鼻息を感じる
目を開けちゃダメだと思った

遠ざかった

前の方から「あっ」と声がした
ベビーカーの遠ざかる音がした
音が聞こえなくなり顔を上げると目の前の男がいなくなってた

何故か、これは夢だから自分が変わってあげればよかったと思った

場面が切り替わる

服をかき分けている
またあの机と別の3人

つぎは気配を感じたら目を開けた

女の人がにっこり笑っていた
どこかおぞましかった

ベビーカーの中を見なきゃという気になる
みると黒い何かがもぞもぞとうごいていた

30????

宮殿のような廊下、煌びやかでなく厳か
淡い橙の光
暗い

上のフロアは全て本屋
下りエスカレーターは使えない

「1階より下の黒い水に触れたら帰れない」

エレベーターに乗る
1階より数値が下がり焦る
B1についた

教室のようなところに教官や補習する人

案内されもう一度上るもB1につく

もめるひと
そうだんするひと
たんけんするひと

これが夢だとわかる(夢の中だと知らない)

自分と知らない一人
もういちど乗り込み、エレベーターの扉の向こう側が下がり、上がったことがわかる

なかなか数値が1にならない
思わず開けるを押す


ドプッと音がした
黒い水がのぼってくる

010702

変な道を運転している
‪見知った土地から時代を感じる薬屋や駄菓子屋へ‬
車を降り一本道を歩く

‪奥に行くと異様に白く‬
どんどん白く
‪狭まって入り組んで部屋がたくさん‬

‪目の複数あるものや奇抜な色の生き物
子を成し人と同じよう暮らしてる‬

‪行き止まりの部屋で「迷った」と伝えると案内してくれるとのこと‬
‪「¥.龢k臁??ちゃん、そこの戸開けていいかしら」‬
‪何もない白い壁を指差す‬
‪「そこはだめ」‬
‪ため息をつき‬
‪「分かった外まで連れて行ってくるわ」‬

‪2人歩く‬
‪ひょこっと出てきた黒白目の女の子‬
比較的ヒトの形をしている
‪「どーかしたんですか?」‬
‪「ちょうどよかったわ、案内してあげて」‬

‪2人歩く‬
‪さっきは見なかった住人用のバーやお店
どこかアメリカンポップなものが多かった‬
‪働く黒い影はヒトの形をしていた‬

‪「ここに住む人はよくこのお店でご飯食べるんだよ」‬
‪楽しげにバーに入り注文する
バーの中は対照的に真っ黒だった

‪「元人間なんですか?」‬
‪何の気なしに尋ねる‬
黒い従業員は‪焦ったように手を掴み、早く外に出てと。‬

‪「どうしたんだよー」‬
‪お客がひとり、声を上げる‬
‪爬虫類とサイの合いの子のような見た目をしていた

‪「人間か?」
掴まれた手が痛い‬

‪黒白目の女の子はこちらを見ながらも食事を楽しんでるようだった