010702
変な道を運転している
見知った土地から時代を感じる薬屋や駄菓子屋へ
車を降り一本道を歩く
奥に行くと異様に白く
どんどん白く
狭まって入り組んで部屋がたくさん
目の複数あるものや奇抜な色の生き物
子を成し人と同じよう暮らしてる
行き止まりの部屋で「迷った」と伝えると案内してくれるとのこと
「¥.龢k臁??ちゃん、そこの戸開けていいかしら」
何もない白い壁を指差す
「そこはだめ」
ため息をつき
「分かった外まで連れて行ってくるわ」
2人歩く
ひょこっと出てきた黒白目の女の子
比較的ヒトの形をしている
「どーかしたんですか?」
「ちょうどよかったわ、案内してあげて」
2人歩く
さっきは見なかった住人用のバーやお店
どこかアメリカンポップなものが多かった
働く黒い影はヒトの形をしていた
「ここに住む人はよくこのお店でご飯食べるんだよ」
楽しげにバーに入り注文する
バーの中は対照的に真っ黒だった
「元人間なんですか?」
何の気なしに尋ねる
黒い従業員は焦ったように手を掴み、早く外に出てと。
「どうしたんだよー」
お客がひとり、声を上げる
爬虫類とサイの合いの子のような見た目をしていた
「人間か?」
掴まれた手が痛い
黒白目の女の子はこちらを見ながらも食事を楽しんでるようだった